そこで自宅での生活を少しでも改善しようと、シックハウス対策の工事を工務店や設計事務所に相談し、再度リフォームを行った。 当然プロの業者や設計事務所にお願いしたのだからシックハウスについては大丈夫だろうと思っていた。
ところが信じていたリフォームの効果がなく、また自分の症状を理解してくれる人も見つからず途方に暮れていた。
シックハウスについてよく知らない業者が工事をした場合、仕上げ材が自然素材であれば良いと考え、下地材は既存の合板を使って工事をしてしまう。(左写真)
患者さんは自然素材を使ってリフォームし直したのに症状が治まらず不思議に思っていたと言う。患者さんは建築工事のことは分からないが、身体反応で不良工事を見抜いてしまうとのこと。
その為ご家族がシックハウスに精通している業者を八方手をつくして探していた。間もなくみつ和総合環境研究所に行き当たり、その後こちらに 「シックハウスの相談に乗ってほしい」との連絡が入った。 |
炭が敷き詰められた床下