いろいろと試行錯誤を重ねた結果、無垢板に塗装済の「カリン材のフローリング」を使用した現場を見学してチェックした結果、患者さんのOKが出た。
過敏症患者さんは症状や反応する物に個人差が大きく、市販の無垢の塗装品がOKの場合があるが、今回のようなケースはあまり他の患者さんには見られない特殊なケースである。
※ロフト、階段室、物入れ、トイレもすべて「UV塗装済(焼付け塗装)カリン材」を使用した珍しい事例であった。
○壁材
上記のような理由から、有害化学物質を吸着する珪藻土や安全なクロス、無塗装の無垢板は不採用となり、結局床材と同じものを使用した。
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空気を測定している様子